カニ24形0番台 | DCCデコーダ取付け例

ここでは、TOMIXから発売されたNゲージ鉄道模型の24系客車「カニ24形0番台」に、DCCデコーダを取り付ける方法を紹介します

デコーダはSNJPNから発売されているDF19x2_pcTを使用しました。このデコーダはTOMIXの客車用でもともとある純正基板とほぼ同じ形状なので、純正基板とデコーダを置き換えることで、簡単にDCCへ対応することができます。

※注意
DCCデコーダの取付け作業は、自己責任の上でお願いします。
ここで紹介した方法によって、車両やデコーダなどの故障・破損等が発生しても当方では責任を負いかねます。

使用した製品の型番などは、下記の表の通りです。

メーカー品番個数備考
Nゲージ車両TOMIX8519(92958)1カニ24形0番台
「さよなら なは・あかつき」セット品
DCCデコーダSNJPNDF19x2_pcT1
チップLED日亜化学NASW008BT1サイドビュー白色
室内灯TOIMX07331


テールライト・室内灯に関して

デコーダにLEDは実装されていませんので、自分で取り付ける必要があります。 リードタイプとチップタイプの両方が利用できますが、位置調節の必要がないチップタイプを実装しました。 LEDは電流制限用に抵抗などが必要ですが、DF19x2_pcT にはあらかじめ抵抗が用意されていますので、LEDを実装するだけで使うことができます。 室内灯はLEDタイプのもので、電流制限用の抵抗が内臓されていますので、デコーダの抵抗は使用せず、直接「V+」から供給しました。


デコーダ取付け方法

  1. 車両を分解して、純正基板を取り出します。
  2. デコーダと干渉するため、床板の一部を削ります。
    床板の一部を削ります
    床板の一部を削ります
  3. デコーダが不要な部分でショートなどしないように、集電板と銅板?にテープ(KAPTONなど)を貼ります。室内灯もコントロールする場合は、室内灯のバネがあたる部分にも貼ります。
    KAPTONテープで、ショート対策
    KAPTONテープで、ショート対策
  4. デコーダにLEDを実装して、集電板と接触する部分に半田を少し盛ります。
    デコーダに半田を少し盛ります。
  5. 室内灯もコントロールする場合は、現物あわせで長さを調節してリード線も取り付けます。室内灯側の被覆は、心線が10mm程度出るように剥いて、心線がばらばらにならないように、予備半田しておきます。
  6. ライト基板のあった場所に、デコーダを搭載します。
  7. 0.5tのプラ板などを挿入して、デコーダを集電板に接触させて、遊びをなくします。
    デコーダの遊びをなくします。
  8. 室内灯もコントロールする場合は、集電板の隙間を利用して、リード線を室内灯のバネ部まで持っていきます。
    下回り組み立て直前
  9. デコーダと集電板の間で、ショートしていないか、テスターなどで確認します。
  10. 下記のように室内灯のリード線を処理しながら、床板・シート・台車を組み立て、室内灯を取り付けます。
    室内灯部分イメージ図
    床板・シート・台車を元通りに組み立て、室内灯を取り付けます。
  11. デコーダとシートが干渉する場合は、下記の部分(左右2ヶ所)を少し削ります。
    デコーダとシートが干渉する場合は、ここ(左右2ヶ所)を少し削ります。
  12. テールライト・室内灯が点灯すること確認します。
  13. ボディと下回りを組み立てて完成です。

感想

単品でも販売されているノーマルな車両ですが、車両の長さが短いため、床下に加えシートにあるねじ止めの部分も削る必要がありました。削りすぎると、ねじ山が馬鹿になりねじ止めが効かなくなるので注意が必要です。半田付けなど作業になれていれば、40分ほどでDCCに対応できると思います

DCCデコーダを取り付けた様子

オハ14-300 にDCCデコーダと室内灯を組み込んだ様子です。

電源ON → 室内灯点灯 → 室内灯減光 → テールランプ消灯 → 室内灯消灯 → 電源OFF