パワーセレクター

以前はアナログコントローラーを利用して鉄道模型を走行させていましたが、DCCの採用により、DCC対応の車両は別途専用のコントローラーが必要になりました。DCCに対応させるにはデコーダの搭載が必要ですが、車両数が多くなればなるほど、まとめてデコーダを購入・搭載するのはコストの面で難しいです。

当鉄道ではDCCへの対応を少しずつ進めていますが、当然アナログの車両とDCCの車両が混在する中で列車を走行させる必要が生じました。

アナログの列車1本とDCCの列車1本であればスイッチ1つで簡単に切り替えることができますが、複線化したレイアウトで、アナログの列車を2本同時にコントロールできるようにすると、アナログコントローラ2台とDP1を選択するためにはスイッチが2つ必要になり、選択する際にわかりにくい上、手間が増えてしまいます。

ロータリスイッチを使用すれば、この問題を解決できますが、電流容量を考えるとスイッチの値段が高くなり、コストの面で厳しくなります。

スイッチメーカのサイトをいろいろ探したところ、日本開閉器工業に「M-2040」という特殊動作のトグルスイッチを見つけました。「M-2040」を利用すれば、スイッチ1つで3つのコントローラ・電源を選択でき、コスト面でもロータリスイッチより安く済みます。ただし、4つ以上のコントローラーを選択する際は通常のスイッチと同じ状況になってしまうので、その場合はロータリスイッチを使用することも考えなければなりません。

当鉄道では3つ選択できればいいので「M-2040」を利用して、パワーセレクターを製作しました。製作したパワーセレクターには「M-2040」とは別にスイッチを追加して、電源の供給をON/OFFできるようにしています。このON/OFF用スイッチは、駅構内など列車を留置する必要のある場所に追加しています。

パワーセレクター 回路図

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製作したパワーセレクターは上下本線に1台ずつ、駅構内などに9台設置しました。これによりアナログコントローラー2台「N-DU201-CL」「N-1000-CL」、DCC用の「DP1」を自由に選択できるようになり、運転上の制限が少なくなり、列車運行の自由度が高くなりました

※注意
実験での動作確認は行っていません。
また、車両などの故障・破損等が発生しても当方では責任を負いかねます。